大都会から北斗の拳へ!クリスタルキング歴代メンバーの現在と真相

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絶頂期を迎えていたクリスタルキングだったが、その裏では方向性を巡る亀裂が深まっていた。1986年、田中昌之が電撃脱退を発表する。表向きはソロ活動への専念や音楽性の違いとされたが、過密スケジュールによる喉の酷使や、ロックバンドとしてのアイデンティティを巡るメンバー間の葛藤が存在していた。

田中はその後、ソロシンガーとして活動する中で、草野球の試合中に打球が喉を直撃するという残酷な事故に見舞われ、代名詞であったハイトーンボイスを一時失うという悲劇に見舞われる。血のにじむようなリハビリを経て、中低音を活かした渋みのあるハスキーボイスで奇跡の復活を果たした。

一方、グループ側では1990年代以降、吉崎勝正を除く創設期メンバーが次々と離脱。吉崎は「クリスタルキング」の名義を個人ユニットとして維持し続けた。この名義を巡り、後に田中が「元クリスタルキング」の肩書きを使用してライブ活動を行ったことに対し、吉崎側が不正競争防止法違反などを訴えて裁判に発展。長年にわたる法廷闘争の末、田中の表記使用について一定の司法判断が下されるなど、かつての盟友同士の確執は世間に大きな衝撃を与えた。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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