ジミー大西の絵はなぜ高額?岡本太郎絶賛の才能と最高価格・引退の真相
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国内外で個展を開催し、ボジョレー・ヌーヴォーのラベルデザインを手掛けるなど世界的な成功を収めていたジミー大西氏ですが、2015年前後に突如として画家活動を休止しました。世間を騒然とさせたこの引退劇の背景には、芸術家としてのストイックすぎる創作スタイルと、シビアな経済的現実がありました。
のちに本人が明かしたところによると、作品のクオリティを極限まで追求するあまり、1枚のキャンバスを仕上げるのに数百時間を費やす日々が常態化していました。個展の売上から画材代やアトリエ維持費、関係諸経費を差し引いて労働時間で割った際、「実質的な時給が380円程度になっていた」という衝撃の事実に直面したといいます。
「描けば描くほど生活が苦しくなる」「純粋な創作意欲ではなく締め切りと採算に追われる」という精神的・肉体的な限界に達した結果、自らの表現を守るために一度は絵筆を置く決断を下しました。