只見線はなぜ奇跡の復旧を遂げたのか?上下分離の裏側と全線再開の今
只見線はなぜ奇跡の復旧を遂げたのか?上下分離の裏側と全線再開の今の重要なポイントについて、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
只見線が復旧を果たせたもう一つの原動力は、その圧倒的な景観美がもたらす観光価値です。
とくに三島町に位置する第一只見川橋梁は、川面に立ち込める川霧のなす幻想的な風景や、息をのむような紅葉、一面の銀世界を渡る列車の姿が「世界で最もロマンチックな鉄道」として国内外のメディアやSNSで爆発的な人気を獲得しました。「道の駅 尾瀬街道みしま宿」に隣接する第一只見川橋梁ビューポイントには、再開後も世界中から多くの写真愛好家やインバウンド旅行者が足を運んでいます。
季節ごとに運行される「風っこ只見線」などの観光列車やイベント臨時列車の運行も定着し、車窓からの絶景と地域住民による温かいおもてなしが一体となった観光モデルが、路線存続の経済的な支えとなっています。