青葉城恋唄の誕生秘話とモデルの真相|さとう宗幸の現在と名曲の軌跡

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『青葉城恋唄』の発売年は1978年(昭和53年)5月5日。当時、仙台市内のフォーク喫茶などで地道な弾き語り活動を続けていたシンガーソングライター・さとう宗幸のメジャーデビューシングルでした。オリコンチャートで週間1位を獲得し、最終的に100万枚(ミリオンセラー)を突破、同年の『第20回日本レコード大賞』新人賞を受賞するなど、まさに社会現象を巻き起こしました。

この名曲の青葉城恋唄 誕生秘話は、1本のローカルラジオ番組から始まります。NHK仙台放送局のFM番組『FMリクエストアワー』内で、リスナーから寄せられた詩にさとう宗幸が即興で曲をつけるコーナーがありました。そこに届いたのが、仙台在住のアマチュア詩人であった星間船一(作詞)の原詩でした。

当時の制作関係者やさとう宗幸本人が後の回顧録で語ったところによると、送られてきた詩に目を通した瞬間、仙台の街並みと風の匂いが一気に立ち上がり、わずか十数分で流れるように旋律が降りてきたといいます。番組でオンエアされるや否やリクエストと問い合わせが殺到し、急遽レコード化が決定。地方発のささやかな弾き語りが、日本中を揺るがす大ヒット曲へと変貌を遂げた瞬間でした。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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