日本三大都市の3番目はどこ?名古屋・横浜・福岡の論争に決着
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都市の真の実力を測るためには、単一自治体の人口だけでなく、周辺自治体からの通勤・通学圏を含んだ「都市雇用圏(UEA)」や、域内で生み出される「市内総生産(名目GDP)」を複合的に比較しなければなりません。主要6都市の主要指標を比較すると、規模の格差が如実に表れます。
都市名市域人口(概数)都市雇用圏人口市内総生産(名目GDP)昼夜間人口比率編集部の総合評価・位置付け東京都区部(23区)約975万人約3,600万人超(東京圏)約85兆円(都全体で115兆円規模)約130%日本の政治・金融・文化の絶対的単極中枢。世界屈指のメガシティ。大阪市約276万人約1,200万人(京阪神圏1,800万人)約21兆円(府全体で41兆円規模)約132%西日本最大の経済・商業ハブ。日本第2の都市圏のコア。名古屋市約233万人約680万人(中京圏約1,000万人)約14兆円(県全体で42兆円規模)約113%世界をリードするモノづくり産業の心臓部。三大都市の第3極。横浜市約377万人(東京大都市圏に内包)約14兆円約91%全国最大規模の政令市。ただし独立経済圏ではなく首都圏の一部。福岡市約164万人約260万人約8兆円(県全体で20兆円規模)約110%九州全域を統括する地方中枢都市。支店経済・サービス産業が中心。札幌市約197万人約235万人約7.5兆円(道全体で20兆円規模)約103%北海道の人口・商業・観光を集約する北の拠点。内包する広域圏は限定的。
データを見ると一目瞭然ですが、名古屋市単独の市内総生産(約14兆円)だけでなく、名古屋市を中心とする愛知県全体の県内総生産(約42兆円)は大阪府(約41兆円)とほぼ同等、または年度によっては上回る規模を誇ります。愛知県の製造品出荷額等は45年以上連続で日本一を独走しており、自動車、航空宇宙、工作機械、セラミックスなど、日本の外貨獲得と実体経済を支える中枢機能が極めて強固に集積しています。
これに対し、福岡市や札幌市はそれぞれの地方ブロック(九州・北海道)における最大の拠点でありながら、都市圏全体のGDPや人口規模では中京圏の半分以下にとどまります。この経済集積の圧倒的な厚みこそが、名古屋が3番手として揺るがない最大の根拠です。