モニターアームで机が割れる?破損の真相と絶対防ぐ天板対策
モニターアームで机が割れる?破損の真相と絶対防ぐ天板対策について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
モニターアームの設置において、デスク天板の材質と構造の選定は生死を分ける決定的な要素です。外見上は分厚く頑丈そうに見えても、内部構造によってはアームの圧力に全く耐えられないデスクが市販品には多数存在します。
特に危険視されているのが、ペーパーハニカムコア(蜂の巣状の紙素材)を薄い合板で挟み込んだ中空構造のデスクです。代表例として知られるイケア(IKEA)のリンモン(LINNMON)やラグカプテン(LAGKAPTEN)などは、驚異的な軽量性と低価格を実現している反面、表面の板厚が極めて薄いため、クランプを締め付けただけで表面が陥没したり、モニターの重みで天板のハニカム構造が割れるトラブルが多発しています。こうしたデスクは脚の取り付け部以外がほぼ空洞であるため、クランプ設置は基本的に想定されていません。
また、意匠性の高いガラス天板へのクランプ固定は極めて危険です。強化ガラスであっても、クランプによる点荷重や金属との接触部にかかる締め付けトルク、微小な傷を起点として、前触れなく天板全体が粉々(爆発飛散)に砕け散るリスクを孕んでいます。
安全基準としてのデスク天板の厚み目安は最低でも15mm、理想的には20mm〜30mm前後が要求されます。15mm未満の薄型デスクや、裏面にスチール製フレーム補強が入っていない天板の場合、モニターアームの強大な締め付けトルクに耐えきれず反りや割れを招く危険性が跳ね上がります。