生長の家の現在は?保守決別とエコロジー転換、分裂劇の真相

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1960年代から1970年代にかけて、生長の家は「生長の家政治連合(生政連)」を結成し、自民党の有力候補を推薦・支援するなど、日本の政治の表舞台で強い存在感を示しました。憲法改正、靖国神社国家護持、元号法制化運動など、戦後保守運動の主導的な役割を果たしていたのです。

しかし、1983年に教団は突如として政治活動からの全面撤退を宣言します。背景には、選挙活動が過熱するにつれて純粋な宗教的信仰が損なわれ、信徒間に分断が生じたことへの反省がありました。さらに2代目総裁の谷口清超氏、そして現総裁である3代目の谷口雅宣氏への権限継承に伴い、教団の方向性は大きく舵を切ることになります。

特に雅宣総裁の体制下では、人類の直面する最大の危機は「地球環境問題」であると位置づけられました。2011年の東日本大震災および福島第一原発事故以降は脱原発方針を決定づけ、太陽光発電の導入や肉食を減らす食生活(ノーミート運動)の推奨など、国際的なグリーン運動と呼応するエコロジー路線を明確にしました。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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