野球のDh制とは?仕組みやセパの違い・大谷ルールの真相を徹底解剖
野球のDh制とは?仕組みやセパの違い・大谷ルールの真相を徹底解剖の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
DHとは英語の「Designated Hitter(指定された打者)」の略称で、日本の公認野球規則では「指名打者」と定義されています。本来、野球はグラウンドに立つ9人が守備と打撃の両方を担いますが、DH制を採用する試合では守備専門の「投手(ピッチャー)」と攻撃専門の「指名打者(DH)」に役割を分担させ、合計10名の選手がスターティングラインナップに名を連ねます。
スコアボードやメンバー表を見ると、守備位置の番号(1〜9)において、投手は「P」、指名打者は「DH」と表記されます。打順は1番から9番までのどこに組み込んでも問題ありません。
観戦初心者の方が最も混同しやすいのが「代打(ピンチヒッター)」との違いです。両者の決定的な相違点は、グラウンドに留まれる回数と権利にあります。
代打は、すでに出場している選手に代わって「その打席限りの臨時」で登場する選手です。一度代打を送られた元の選手はルール上ベンチに退かなければならず、代打を出した後は次の守備イニングで交代選手を守備につかせる必要があります。一方、DHは試合開始から終了まで継続して打順が回るたびに打席へ立ち続ける「レギュラー枠」です。守備の負担を一切負わずに打撃に専念できるため、強打のベテラン選手や守備に難がある長距離砲、あるいは軽度の負傷を抱える主力打者の調整枠としても重宝されています。