太っていないのになぜ?痩せ型を襲うインスリン抵抗性の真実
太っていないのになぜ?痩せ型を襲うインスリン抵抗性の真実の真相について、専門知識を基に徹底解説します。
自分がインスリン抵抗性に陥っているかどうかを客観的に見極めるためには、専門的な血液検査の指標を活用するのが確実です。その代表格が「HOMA-IR(ホマ・アイアール:インスリン抵抗性指数)」と呼ばれる計算値です。
HOMA-IRは、早朝空腹時の採血データから「空腹時血糖値(mg/dL)× 空腹時インスリン濃度(μU/mL)÷ 405」という簡易な数式で算出されます。一般的なHOMA-IRの基準値の目安は以下の通りです。
・1.6以下:正常範囲(インスリンが正常に機能している)
・1.7〜2.4:インスリン抵抗性の疑いあり
・2.5以上:明らかなインスリン抵抗性(糖の処理能力が低下)
通常の定期健診の基本項目には空腹時インスリン濃度が含まれていないことが多いため、糖尿病内科や内分泌内科、あるいは人間ドックのオプション検査でHOMA-IR検査を希望して測定することが早期発見への近道となります。食後の強い倦怠感や抗いがたい眠気、急激な体重減少などの自覚症状がある場合は、早めの受診が推奨されます。