デカルコマニー徹底解剖!保育現場の合わせ絵と芸術の神髄
デカルコマニー徹底解剖!保育現場の合わせ絵と芸術の神髄にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
デカルコマニーによって生み出された偶発的なシンメトリー模様は、子どもの「見立てる力(アニミズム的想像力)」を刺激し、多様な造形作品へと展開できます。保育現場で実証済みの年間製作アイデアを季節ごとに紹介します。
【春:デカルコマニーの蝶々・チューリップ】
定番中の定番である「蝶々」は、デカルコマニーの特性を最も直感的に活かせるモチーフです。画用紙の中央に色鮮やかな絵の具を点置きして転写し、乾燥後に蝶の輪郭線に沿って切り抜きます。左右対称の美しい羽模様が自然に完成し、胴体部分にモールや丸シールを貼り付けることで、躍動感のある春の壁面装飾に仕上がります。
【夏:幻想的なクラゲ・夜空の花火】
黒色や濃紺の画用紙をベースに使用し、蛍光カラーや白、シルバーの絵の具でデカルコマニーを行います。外側に向かって放射状に絵の具を押し広げることで、夜空に弾ける大輪の花火や、深海を漂う発光クラゲの幻想的なテクスチャーが見事に表現されます。
【秋・冬:とんぼの羽・クリスマスツリーと手袋】
秋には半透明のトレーシングペーパーに薄い青や紫でデカルコマニーを施し、切り抜いて「赤とんぼの羽」に見立てます。冬には円錐形やミトン型に切り抜いた厚紙に、白やパステル調の絵の具で模様を転写し、雪の結晶や温かみのあるニット模様を演出します。