センター試験のおもしろ問題!伝説の四天王やムーミン珍問の真相
センター試験のおもしろ問題!伝説の四天王やムーミン珍問の真相に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。
センター試験30余年の歴史において、受験生の記憶とネットコミュニティに強烈なインパクトを残した出題は枚挙にいとまがありません。特にスマートフォンの普及とSNSの定着以降、試験当日の夕方に公開される問題冊子から見出された個性的な設問は、瞬く間に社会現象へと発展しました。
その筆頭格が、2019年度センター試験の英語リスニング第1問で登場した通称「リスニング四天王」です。問題用紙を開いた受験生の視界に飛び込んできたのは、翼が生えたニンジン、筋骨隆々のマッチョなリンゴ人間、愛らしい羽を持つブドウ、そしてすらりとした手足を持つキュウリという、極めてシュールな4体の擬人化キャラクターでした。音声ガイダンスに従って正しい姿を選ぶ設問でしたが、緊張に包まれた会場で思わず吹き出しそうになる受験生が続出し、Twitter(現X)では即座にイラスト投稿やコラージュ画像が乱立する事態となりました。
さらに遡ること2018年度の地理B本試験では、北欧の文化と産業を問う設問において人気キャラクター「ムーミン」が登場しました。「アニメ『小さなバイキングビッケ』と『ムーミン』の舞台となった国(ノルウェーとフィンランド)を正しく組み合わせる」という選択肢が含まれていたことから、大手予備校の講評やメディアで「アニメの知識が必要なのか」と大論争へ発展。事態は海を越え、駐日フィンランド大使館やムーミン公式サイトが公式見解を出す異例の国際的トピックとなりました。
また、国語(現代文)においても数々の伝説が残されています。2013年度の本試験では、哲学者・鷲田清一氏の論考など硬派な文章が並ぶなか、タカラトミーの看板玩具である「リカちゃんハウス」の間取りや住まい観の変遷を鋭く論じた評論文が出題。さらに2011年度には、ロックバンド「スピッツ」の楽曲歌詞を引用してポップカルチャーと孤独を論じた批評文が採用されるなど、アカデミズムとサブカルチャーが交錯する独特の出題が度々話題をさらいました。