タイガーマスク絶頂期の葛藤と脱退秘話|佐山聡が語る修斗の原点

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1981年4月、東京・蔵前国技館。テレビ朝日系列のゴールデンタイムで生中継されたリングに、その男は突如として舞い降りた。漫画の世界から飛び出したヒーロー、タイガーマスクである。空中を自在に舞うタイガーボムやサマーソルトキックは、従来のプロレス概念を根本から覆した。

師であるアントニオ猪木が牽引する新日本プロレスは、この異次元のファイトスタイルによって黄金期を迎える。観客動員数は連日満員。関連グッズは爆発的に売れ、子どもから大人までが仮面の男の一挙手一投足に目を見張った。当時のプロレス業界全体が、彼という存在を中心に回転していたと言っても大げさではない。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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