中国戦闘機の真の実力とは?J-20・J-35の性能と米軍機比較の全貌
中国戦闘機の真の実力とは?J-20・J-35の性能と米軍機比較の全貌とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
技術的な進化と並行して警戒されているのが、その圧倒的な量産スピードです。中国空軍および海軍航空隊が保有する第4世代以上の近代的な戦闘機(J-10B/C、J-16、J-20など)の総数は、すでに1,300機以上に達しています。なかでも第5世代機J-20の総配備数は300機規模を突破したとみられ、年間数十機単位で増備が続いています。
これに対し、日本の航空自衛隊が保有する戦闘機は約300機体制です。主力機であるF-15Jの近代化改修(F-15JSI)やF-2の運用、さらには最先端のステルス機F-35A/Bの導入(合計147機調達予定)をハイピッチで進めています。
パイロットの錬度や日米同盟に基づく共同作戦能力、早期警戒管制機(AWACS)を含めた総合的な防空システムでは自衛隊側が極めて高い即応性を誇るものの、東シナ海周辺における純粋な「機数バランス」においては中国側が圧倒的な優位を形成しつつあります。数的劣勢を質とネットワーク戦能力でどう相殺するかが、日本の防衛における最重要課題となっています。