満潮と干潮はなぜ起きる?1日2回の理由と大潮・小潮の仕組みを解明
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月が満ち欠けするように、地球・月・太陽の3つの位置関係は日々変化します。この位置関係の変化によって干満差(満潮面と干潮面の標高差)が周期的に増減します。これが「大潮」「小潮」と呼ばれる潮回り(潮汐サイクル)です。
気象庁や海上保安庁が発行する潮汐表や、釣り人が活用する潮見表(タイドグラフ)では、これらの潮回りと時間ごとの潮位変化がグラフで可視化されています。
潮回り(名称)月・地球・太陽の位置関係干満差と潮の動きレジャー・釣りへの影響大潮(おおしお)一直線に並ぶ(新月・満月)干満差が最大。潮流が非常に速い潮干狩りに最適。回遊魚の活性が高まるが激流時の根掛かりに注意中潮(なかしお)大潮と小潮の間の移行期干満差が適度。潮が安定して動く釣りのベストコンディション。潮干狩りにも好適小潮(こしお)直角(90度)を成す(上弦・下弦)干満差が最小。潮流が緩やか潮が動かず魚の活性が落ちやすい。潮干狩りには不向き長潮(ながしお)小潮の翌日(半月の直後)干満の変化がダラダラと長く続く潮が最も動かない時間帯。湾奥部など流れが滞る場所は苦戦しやすい若潮(わかしお)長潮の翌日(大潮へ向かう初日)潮の動きが「若返り」、差が広がり始める魚の活性が回復傾向に向かうタイミング
潮見表を確認する際は、単に満潮・干潮の時刻を見るだけでなく、「上げ潮(干潮から満潮に向かって潮位が上がる時間帯)」と「下げ潮(満潮から干潮に向かって潮位が下がる時間帯)」の勾配を確認することが不可欠です。グラフの傾斜が急な時間帯ほど潮が勢いよく動き、海中のプランクトンや小魚が活発に流動します。