インコとオウムの決定的な違いとは?見分け方と意外な真相を徹底解説

インコとオウムの決定的な違いとは?見分け方と意外な真相を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。

日本国内で最も親しまれている愛鳥のひとつ「オカメインコ」ですが、生物学的な分類においてオカメインコはインコではなく「オウム目オウム科」に属する正真正銘のオウムです。

オカメインコの頭部を観察すると、感情に合わせてピコピコと動く見事な冠羽が確認できます。頬のチークパッチ(赤やオレンジの斑点)が愛らしいオカメインコは、オーストラリア原産のオウム科の中で最も小型のグループに属しており、遺伝子的にもキバタンやオオバタンといった大型オウムの近縁種にあたります。明治時代に日本へ輸入された際、体が小柄でインコのように見えたことから「オカメインコ(オカメのような顔立ちのインコ)」と命名されてしまい、その通称が定着したという歴史的背景があります。

同様の「名前の逆転トラップ」は他にも存在します。

  • モモイロインコ:名前にインコと付きますが、頭部に短い冠羽を持ち、胸元が鮮やかなピンク色の「オウム目オウム科」の鳥です。
  • ヨウム(アフリカ原産の大型鳥):名前に「ウム(オウム)」の響きを含み、一見すると白とグレーのオウムに見えますが、頭部に冠羽はなく、分類上は「オウム目インコ科」です。
  • コンゴウインコ:体長が1メートル近くに達する巨大な鳥ですが、冠羽はなく鮮烈な原色を持つため「大型インコ(オウム目インコ科)」に分類されます。

鳥類分類学の体系では、両者は共に「オウム目(Psittaciformes)」という大きなグループに属しています。そのオウム目の中で、「オウム科(Cacatuidae)」と「インコ科(Psittacidae / 広義のインコ上科)」の2大ファミリーに枝分かれしているのが真相です。サイズや名称だけで判断しようとすると、ほぼ確実に誤認することになります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest