川島なお美の死因となった胆管がん|夫・鎧塚俊彦が明かす闘病の真相

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病魔の発覚は2013年夏、人間ドックでの小さな影だった。精密検査を経て下された診断は肝内胆管癌。夫婦で向き合った現実は過酷そのものだったが、彼女が真っ先に考えたのは「女優として舞台に立ち続けられるか」だったという。

2014年1月に12時間に及ぶ腹腔鏡手術を受け、腫瘍の摘出には成功した。しかし、その後の抗がん剤治療について、彼女は自らの意志で標準治療の継続を選ばず、体に過度な負担をかけない代替療法や民間療法を模索した。夫の鎧塚俊彦氏は、妻の選択を尊重し、誰よりも近くでその闘いを支え続けた。抗がん剤の副作用で髪が抜けたり肌が荒れたりすることを何よりも恐れ、美しい川島なお美のままで表現者として生きたいという願いを、鎧塚氏は否定しなかった。

「たとえ寿命を縮めることになろうとも、女優としての誇りを捨てて生き延びる道は選ばない」。その覚悟は、時に周囲の心配と摩擦を起こすこともあった。だが、夫婦が交わした固い約束は、最後の瞬間まで揺らぐことはなかった。現在振り返っても、彼らが選び取った道のりは、単なる闘病を超えた深い愛のヒューマンドラマとして語り継がれている。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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