埼玉の住宅街に潜む練馬区の飛び地・西大泉町で暮らす住民のリアル

今注目を集めている 埼玉の住宅街に潜む練馬区の飛び地・西大泉町で暮らす住民のリアルについて、多角的な視点を整理して公開しています。

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「引っ越してきた当初は、正直言って冗談かと思いましたよ」

そう苦笑交じりに語るのは、このエリアに長年居を構える住民の一人だ。最も象徴的なのが日々のゴミ収集である。新座市のゴミ収集車が目の前の道路を通過するのを横目に、練馬区の清掃車が遥か数キロ離れた練馬区本土から、わざわざ埼玉県内を縦断してこの数軒のためだけにやってくる。

「ゴミ袋のルールも、収集の曜日も、お隣の新座市のお宅とは全く違います。隣同士で世間話をしながら、出すゴミステーションは別々。固定資産税の通知書も当然、東京都から届きます。地価の評価基準が東京都練馬区基準になるため、道路一本挟んだ向かいの埼玉県側とは課税額の計算も異なる。まさに目に見えない壁が地面に埋まっている感覚です」

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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