玄米で痩せるは本当か?白米置き換えで脂肪を落とす科学の全貌
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どれほど栄養価の高い食材であっても、体質や食べ方を誤れば逆効果を招く。玄米に切り替えた途端、頑固な便秘や強い胃もたれ、腹部膨満感に悩まされるダイエッターは実に多い。外皮のセルロースが強固であるため、十分な咀嚼を行わずに飲み込むと消化器官へ大きな負荷がかかってしまう。
抗加齢医学や未病医療を提唱する医師の白澤卓二氏は、玄米を摂取する際の咀嚼の重要性を強く指摘する。一口あたり最低30回以上噛むことで唾液中のアミラーゼが十分に分泌され、消化酵素の働きが促されるとともに満腹中枢が速やかに刺激される。また、公益社団法人日本栄養士会も、胃腸機能が低下している人や過敏性腸症候群の傾向がある人に対しては、急激な完全玄米化を避け、白米に2〜3割程度混ぜる分づき米からの段階的な移行を推奨している。