七つの大罪作画崩壊はなぜ起きた?3期炎上の真相と修正版を徹底検証

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第3期『神々の逆鱗』に対するファンの怒りと落胆がピークに達したのが、原作でも屈指の熱量を誇る第12話「一筋の光」(殲滅状態のメリオダス vs 傲慢の罪エスカノール)の放送でした。

原作漫画では見開きを贅沢に使い、天変地異のごとき神速の肉弾戦が描かれたエピソードです。しかしテレビ画面に映し出されたのは、止め絵(静止画)のスライド移動を多用した画面構成、コマ数が極端に削られたぎこちないパンチの応酬、そして筋肉のパースが歪んだキャラクターの姿でした。緊迫感を削ぐ平板なエフェクト処理も相まって、SNSや5ちゃんねる(現5ちゃんねる・なんJ等)ではリアルタイムで「まるでフラッシュアニメ」「伝説の頂上決戦が紙芝居になった」と酷評され、動画のキャプチャが国内外のSNSで瞬く間にミーム化して拡散されました。

さらに視聴者に強烈な違和感を与えたのが、「白い血」による不自然な表現規制です。第1期・第2期は深夜帯に近い時間帯や週末朝に放送されていましたが、第3期はテレビ東京系の夕方5時55分という子ども向けアニメ枠へ移籍しました。この放送コード(自主規制基準)に適合させるため、激しい戦闘での流血表現がすべて「乳白色の液体」へ変更されたのです。

身体を貫かれたキャラクターから白い飛沫が噴き出す描写は、本来のシリアスな命のやり取りを著しく損ね、視聴者からは「牛乳を吐いているようにしか見えない」「余計にグロテスクでシュール」と猛反発を受けました。作画の粗さと過剰な規制という二重苦が、ファンの失望感を決定的なものにしてしまったのです。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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