賃貸の家具転倒防止決定版!壁を傷つけず命を守る耐震グッズ完全攻略

賃貸の家具転倒防止決定版!壁を傷つけず命を守る耐震グッズ完全攻略の総合ガイドをお届けします。役立つ情報が満載です。

「穴あけ不要の耐震グッズを設置しているから安心」と思い込んでいる家庭ほど、震災時に深刻な被害を受けるケースが現場取材で浮き彫りになっています。手軽なグッズには、構造上の明確な弱点が存在します。

まず、賃貸の地震対策で突っ張り棒を使用する際の最大の盲点は、「天井の強度」と「設置位置」です。一般的な賃貸アパートやマンションの天井は、石膏ボードと呼ばれる薄い板で仕上げられていることが多く、下地(野縁と呼ばれる骨組み)のない空洞部分に突っ張り棒を強く設置すると、地震の強い突き上げによって天井を突き抜けて棒が外れ、家具がそのまま前方に倒れてくる大事故につながります。さらに、突っ張り棒を家具の「手前側」ではなく「奥(壁側)」に設置してしまうと、家具が手前に傾こうとする回転運動を全く制御できません。

次に、耐震マットと賃貸の原状回復をめぐるトラブルです。100均の耐震ジェルを賃貸のフローリングや白木家具に長期間直貼りしていると、ジェルに含まれる可塑剤(柔軟性を保つ油分成分)が床材のワックスや塗膜に移行し、黒ずみや変色を引き起こす事例が多発しています。また、壁に貼り付けるタイプの家具固定ストッパーの粘着テープ跡を退去時に無理やり力任せに剥がそうとして、壁紙ごとベリッと破いてしまう失敗も後を絶ちません。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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