なぜ東アジアの小国が海の覇者へ?琉球王国の中継貿易と繁栄の謎

なぜ東アジアの小国が海の覇者へ?琉球王国の中継貿易と繁栄の謎について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

15世紀前半、明朝の探検家である鄭和が率いた大艦隊がインド洋からアフリカ東海岸にまで達した「鄭和の大遠征」は、南海の交易ルートを劇的に活性化させた。琉球の中継貿易は、まさにこの鄭和の遠征がもたらした海洋ネットワークの拡大と時期を同じくして黄金期を迎える。

鄭和の遠征によって明の威信が東南アジア全域に浸透すると、現地の諸都市国家は明との貿易を強く望むようになった。しかし明の直接貿易には制約が多かったため、その仲介者として琉球王国が重宝されたのだ。日本からの刀剣や漆器、中国の陶磁器、東南アジアの薬草や香辛料が那覇港を経由して自由に行き交う、グローバルな商品流動の波がこうして生まれた。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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