日産を創った男・鮎川義介の家系図解剖!井上馨ら政財界の血脈

日産を創った男・鮎川義介の家系図解剖!井上馨ら政財界の血脈に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

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家系図をさらに読み進めると、もう一人の怪物的人物に行き当たる。日立製作所や日鉱金属の基盤を築いた「鉱山王」久原房之助だ。久原は鮎川義介の義兄(義介の姉・タカの夫)にあたる。この二人の義兄弟の結びつきこそが、のちの巨大事業体「日産グループ」を生み出す決定的な原動力となった。

久原鉱業が経営危機に陥った際、その再建を引き受けたのが義介だった。義介は株式の公開による「持株会社」構想を導入し、日本初の公募によるコンツェルンを形成。これが日産自動車をはじめとする一大重化学工業帝国の幕開けである。義兄からの事業継承と独自の経営手法の融合――血縁を足がかりにしながらも、従来の同族経営を破壊して新時代の産業構造を作り上げた手腕はまさに圧巻というほかない。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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