伝説のオートリバースカセットデッキ再燃!名機の真価と市場の裏側

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1970年代から80年代にかけて、日本の音響機器産業は世界のオーディオ市場を完全に席巻していた。その中心にあったのが、物理的なテープの走行方向を反転させて長時間再生を可能にする技術開発だ。しかし、走行方向が変わることで生じるアジマス(磁気ヘッドの角度)の微小なズレは、高音域の劣化という大きな課題を突きつけた。

この課題に対し、各社は技術の枠を集めた。ノイズ削減技術のパイオニアであるレイ・ドルビー博士が提唱したドルビーシステムとの相乗効果により、アナログオーディオでありながらCDに迫るS/N比とダイナミックレンジを実現。利便性と音質という、一見相反する要素を高次元で融合させたオートリバースデッキは、オーディオ史に燦然と輝く金字塔となった。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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