店員の名札廃止が急拡大!苗字隠す企業の本音とカスハラ対策の真相

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名札問題は単なるマナーの議論ではなく、企業法務の観点からも大きな転換点を迎えている。スーパーやドラッグストアなどの小売業、レストランや居酒屋といった外食産業では、慢性的な人手不足が深刻だ。そのような状況下で従業員の個人情報を無防備に晒し、ストーカー被害に遭わせるようなことがあれば、企業は個人情報保護法の趣旨や労働契約法上の「安全配慮義務」を怠ったとして厳しく責任を問われかねない。

「本名を出して働くのが当たり前」という旧態依然とした価値観を押し付ければ、求職者から敬遠され、離職率は跳ね上がる。従業員の個人情報を守る態勢を整えることは、コンプライアンス遵守にとどまらず、事業の継続性を左右する経営戦略そのものなのだ。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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