学校検査廃止から10年…夜中のお尻のかゆみに潜む蟯虫感染の盲点

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かつて学校保健安全法に基づき、毎年の風物詩として行われていた蟯虫の集団検診。全国の小学校・幼稚園でペタペタと青いシートをお尻に貼った記憶を持つ親世代は多いだろう。しかし、検出率が全体の1%未満へと激減したことを受けて、集団での定期検査制度は役目を終えた。

問題は、検査がなくなったことで「蟯虫という存在そのものが日本から全滅した」という誤解が広まってしまったことだ。国立感染症研究所などの知見でも指摘される通り、寄生虫は人から人へ、特に手指や寝具を介して容易に卵が移動する。検査を行わなくなったことで初期の発見が遅れ、きょうだい間や園内・学級内での二次感染が知らぬ間に広がってしまうケースが現代でも後を絶たない。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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