猛毒Cns「S. Lugdunensis」の正体!心内膜炎と最新治療

猛毒Cns「S. Lugdunensis」の正体!心内膜炎と最新治療の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

Q1:なぜ「黄色ブドウ球菌」と検査室で混同されやすいのですか?
A1:本菌が菌体表面に「クランピング因子(結合型コアグラーゼ)」を持っているため、迅速スライドコアグラーゼ試験で黄色ブドウ球菌と同様に陽性反応を示すからです。確定診断には遊離コアグラーゼを調べる試験管法(陰性となる)や、PYR試験、質量分析(MALDI-TOF MS)が必要です。

Q2:血液培養で1セットだけS. lugdunensisが検出された場合、どう対応すべきですか?
A2:一般的なCNSと異なり、コンタミネーションと即断してはいけません。発熱や炎症反応がある場合は真正の菌血症とみなし、直ちに血液培養の再検と心エコー検査による感染性心内膜炎のスクリーニングを実施することが推奨されます。

Q3:健康な人でも感染して重症化するリスクはあるのでしょうか?
A3:本菌は健常人の会陰部や鼠径部に常在しています。人工弁やカテーテルがない健康な人であっても、微小な皮膚損傷や手術創から血管内へ侵入し、正常な自己弁を破壊する感染性心内膜炎を発症した事例が多数報告されています。基礎疾患がないからと油断は禁物です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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