同主調とは?平行調との違いや転調・コード進行の活用法を徹底解説

同主調とは?平行調との違いや転調・コード進行の活用法を徹底解説に関する疑問を丁寧にまとめました。専門的な情報をご覧ください。

音楽理論における同主調(英語:Parallel Key)とは、「同じ主音(トニック)を持つ長調(メジャーキー)と短調(マイナーキー)」の相互関係を意味します。主調が長調であればその短調を「同主短調」、主調が短調であればその長調を「同主長調」と呼びますが、ポピュラー音楽やDTMの実務では総称して「同主調」と表現するのが通例です。

最もわかりやすい具体例が、ピアノの白鍵のみで構成される「ハ長調(Cメジャーキー)」と、哀愁を帯びた響きを持つ「ハ短調(Cマイナーキー)」の関係です。

  • ハ長調(C Major Key):主音は「ド(C)」。構成音は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」。調号にシャープやフラットは付きません。
  • ハ短調(C Minor Key):主音は同じく「ド(C)」。構成音(ナチュラルマイナー)は「ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♭」。調号には「♭が3つ(シ・ミ・ラ)」付きます。

このように、主音の共通点を持ちつつも、3度・6度・7度の音が半音下がる(変化記号が付く)ことによって、長調の持つ明るく開放的な世界観から、短調の持つダークで憂いを帯びた世界観へとサウンドの質感が瞬時に切り替わります。スタート地点(根音)の足場を同じ位置に保ちながら、景色全体をガラリと塗り替える関係性こそが同主調の本質です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest