青学・原晋監督が語る箱根駅伝「作戦名」の系譜と勝算の裏側
青学・原晋監督が語る箱根駅伝「作戦名」の系譜と勝算の裏側を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
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原監督が箱根駅伝に向けて作戦名を掲げるようになったのは、初優勝を果たした2015年(第91回大会)の「ワクワク大作戦」が始まりだ。当時は一見すると単なる珍しいスローガンと思われたが、選手たちが笑顔で平然と快記録を叩き出す姿を見て、陸上界は驚嘆した。過去の作戦名とレース結果を振り返ると、勝負どころで見せるチームの状態が見事に反映されていることがよく分かる。
初優勝を飾った「ワクワク大作戦」に続き、2016年の「ハッピー大作戦」では見事連覇を達成。さらに2017年の「サンキュー大作戦」で3連覇、2018年の「ハーモニー大作戦」で4連覇と、ネーミングの進化とともに黄金期を築き上げた。2026年の「やっぱり大作戦」での王座奪還や、2026年の「パワフル大作戦」による新記録での圧勝など、作戦名がチームの仕上がりや覚悟と完全に合致した年、青山学院大学は圧倒的な強さを誇っている。
逆に、目標に届かなかった大会でも、作戦名はチームの課題を浮き彫りにしていた。言葉ひとつでチームのメンタルを集中させ、勝利への明確なベクトルを指し示す。戦術と心理の相関関係こそが、青学駅伝の強さの根源なのだ。