世論調査の電話がくる確率は何%?携帯への着信真相と詐欺の見分け方
世論調査の電話がくる確率は何%?携帯への着信真相と詐欺の見分け方とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
インターネットがインフラとして定着した今でも、なぜメディア各社はコストのかかる電話調査に頼り続けるのでしょうか。その最大の理由は、標本調査としての「無作為性(ランダム性)」を担保するためです。
WebアンケートやSNSでの投票は手軽である反面、特定の政治的関心を持つ層や若年層・ネット利用頻度が高いユーザーに偏りやすいという致命的な欠点があります。これに対してRDD方式による電話調査は、老若男女を問わず番号を無作為抽出できるため、統計学的な代表性を確保しやすいとされてきました。
大手メディアが実施する電話調査には、主に以下の2つの調査方法が存在します。
一つは「オペレーターによる対話式」です。新聞社や通信社の本調査で多く用いられ、調査員が直接通話し、質問に対する回答を丁寧に聞き取ります。回答者のニュアンスを確認しながら進められるため、データの正確性が高い特徴があります。
もう一つは「自動音声(IVR方式)」です。選挙情勢調査の初期段階や、地方議会選挙などで大量のサンプルを素早く集めたい場合によく利用されます。あらかじめ録音された音声の指示に従い、受話器のプッシュボタン(ダイヤルキー)で「1番」「2番」と入力する形式です。コストを大幅に抑えられる一方、後述する悪質ななりすまし詐欺の温床になりやすい側面も持ち合わせています。