那須川天心のパンチ力は弱い?科学データと独占取材で明かす真実

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日本のボクシング界を語る上で、P4Pトップに君臨し続ける井上尚弥の存在を避けて通ることはできない。井上尚弥が持つ破壊力は、相手のガードの上からでも骨を砕くような圧倒的質量とフィジカルの暴威だ。対して那須川天心が魅せる打撃の凄みは、全く異なるベクトルに位置している。

井上尚弥の「破壊」に対し、那須川天心の本領は「無力化」にある。バンタム級という屈強なファイターが蠢く階級で、彼は相手の視界の外、すなわち相手が「パンチが来る」と身構える前のコンマ数秒の隙に拳を滑り込ませる。もらった瞬間に意識が断ち切られるため、どれほど打たれ強い選手であっても耐えることができない。破壊力の方向性が異なるだけで、殺傷能力の高さにおいて両者は双璧をなしている。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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