横須賀海軍カレー本舗の秘密!明治の味と限定メニューを徹底取材
話題沸騰中の 横須賀海軍カレー本舗の秘密!明治の味と限定メニューを徹底取材について、詳しいまとめをご紹介しています。
詳細を見る
海軍カレーの歴史は、明治維新直後の海軍が抱えていた深刻な病、「脚気(かっけ)」との闘いから始まった。当時、白米を主食としていた兵士たちの間で脚気が蔓延し、艦隊の戦闘能力を脅かす重大な問題となっていた。これに危機感を抱いた海軍軍医の歴史的人物・高木兼寛は、イギリス海軍の兵食を手本に、麦飯と小麦粉を使ったカレーの導入を提案。これが劇的な脚気予防効果をもたらしたのである。
司馬遼太郎の名作小説『坂の上の雲』でも描かれた時代背景の通り、過酷な洋上勤務を支えたのは、美味しく栄養価の高いこの一皿だった。終戦後もその伝統は引き継がれ、現在の海上自衛隊においても毎週金曜日にカレーを食べる習慣が定着している。洋上の曜日感覚を保つための生活の知恵であり、横須賀の食文化は今も自衛隊の現場と密接に繋がっている。