Brtとは?バスと電車の“いいとこ取り”次世代交通の全貌と最新事情
Brtとは?バスと電車の“いいとこ取り”次世代交通の全貌と最新事情についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
BRTとは英語の「Bus Rapid Transit(バス・ラピッド・トランジット)」の略称で、日本語では「バス高速輸送システム」と呼ばれます。単に大型のバスを走らせるだけでなく、バスが渋滞に巻き込まれずに速く・正確に運行できるインフラ全体をパッケージ化した交通システムを指します。
国土交通省などの定義に基づくと、一般的な路線バスとBRTを分ける最大の要素は「BRT専用レーンの仕組み」と高度な運行管理にあります。具体的には以下のような要素が組み合わさって構築されています。
- 専用走行空間の確保:一般車両が進入できない「バス専用道路」や「バス専用レーン」を整備し、道路渋滞による遅延を根本から防ぎます。
- 公共車両優先システム(PTPS):信号機とバスが通信し、バスの接近に合わせて青信号を延長・赤信号を短縮して停車時間を最小化します。
- 大量輸送車両の導入:2台分の車体をつないだ「連節バス」やEVバスを導入し、1便あたりの乗車定員を大きく引き上げます。
- スムーズな乗降システム:停留所の段差をなくしたバリアフリー設計や、運賃の事前決済・ICカードタッチの迅速化によって停車時間を削り込みます。
このように、「道路を走る車両」でありながら「鉄道の運行環境」に極力近づけることで、速達性と高い定時運行率を実現しているのがBRTの本質です。