「昭和の遺物」から「街の心臓」へ。東武船橋店が仕掛ける“脱・百貨店”の生存戦略と、私たちが本当に求めていた場所
「昭和の遺物」から「街の心臓」へ。東武船橋店が仕掛ける“脱・百貨店”の生存戦略と、私たちが本当に求めていた場所を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
平日の午前11時。地下食品売り場、通称「デパ地下」は、すでに買い物客の熱気で熱を帯びている。東武船橋店が2026年春に実施した大規模リニューアルの目玉は、千葉県産の食材に特化した「房総テロワール」エリアだ。朝採れの館山産レタスや、銚子港から直送されたばかりの金目鯛が、モダンなディスプレイに並ぶ。
「スーパーより少し高いけれど、鮮度とストーリーが違う」と語るのは、近所に住む主婦(42)。単に高級食材を並べるのではなく、生産者の顔が見えるストーリー消費を徹底したことで、日常使いの顧客をガッチリと掴んでいる。