子規や秋山兄弟だけではない!日本の近代化を牽引した愛媛の偉人たち
子規や秋山兄弟だけではない!日本の近代化を牽引した愛媛の偉人たちの概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。
幕末の政局において、薩摩の島津斉彬、土佐の山内容堂、越前の松平春嶽と並び「幕末四賢侯」の一人に数えられたのが、伊予宇和島藩第8代藩主の伊達宗城(だて むねなり)です。
宗城は開明的な藩主として知られ、身分制度にとらわれず有能な人材を登用しました。のちに長州藩で軍制改革を行い「近代陸軍の創始者」となる村田蔵六(大村益次郎)を招請し、蘭学や西洋兵学を藩士に学ばせたほか、日本で最初期となる国産蒸気船の建造を成功させています。
明治維新後も新政府の外国官知事(外務大臣に相当)などを歴任し、日清修好条規の締結に尽力するなど、黎明期の日本外交の舵取りを行いました。瀬戸内海の小藩でありながら、中央の政局を常に動かし続けた宗城の柔軟な思考と先見性は、愛媛の誇るべきリーダー像を示しています。