O型は病気知らずの長寿体質?最新研究で判明した意外なリスクと真相
O型は病気知らずの長寿体質?最新研究で判明した意外なリスクと真相の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
O型最大の強みは、動脈硬化や血栓性疾患に対する強固な耐性です。医学研究において、A型・B型・AB型(非O型)と比較して、O型は心筋梗塞や虚血性脳梗塞の発症リスクが約15〜25%低いことが繰り返し実証されています。
その決定打となっているのが、血液凝固に関わるタンパク質「フォン・ヴィレブランド因子(vWF)」および「第VIII因子」の血中濃度です。O型の血中vWF濃度は、他型に比べておよそ25%低いことが分かっています。血が固まりすぎないため、血管内で血栓が形成されるリスクが極めて低く、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)や肺塞栓症の発症率も抑えられます。
しかし、これは諸刃の剣でもあります。血栓ができにくいというメリットの裏返しとして、O型は「出血が止まりにくい(出血傾向)」という弱点を抱えています。重篤な外傷を負った際や大手術時の出血量が増加しやすい傾向があるため、医療現場では緊急輸血や止血処置における重要な指標として扱われています。