数字フォント太字で劇的に変わる視認性!プロが明かす選び方の秘訣

話題沸騰中の 数字フォント太字で劇的に変わる視認性!プロが明かす選び方の秘訣について、多角的な視点をご紹介しています。

詳細を見る

現代の数字表現の原点は、20世紀半ばのモダニズムデザインにある。マックス・マイディンガーが手掛けたHelveticaは、ニュートラルで完璧なバランスを誇り、世界中のブランドロゴや交通標識の標準として君臨してきた。このフォントが社会やカルチャーに与えた衝撃は、世界的なドキュメンタリー映画『Helvetica』でも多角的に描写され、今なお多くのクリエイターを魅了し続けている。

一方で、空港のサインシステムなど極限状態での読みやすさを追求したアドリアン・フルティガーの功績も計り知れない。彼が生み出したFrutigerやUniversの数字デザインは、遠くからでも見誤らないオープンな構造を持ち、太字に設定しても空間の美しさを損なわない。彼ら巨匠が確立した機能美の哲学は、最新のデジタル表現においても色あせることのない骨格となっている。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest