ソフトバンクの赤字はわざと?巨額損失でも絶対に潰れないカラクリの真相
ソフトバンクの赤字はわざと?巨額損失でも絶対に潰れないカラクリの真相の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。
結論から言えば、ソフトバンクグループ(SBG)が意図的に損失を作り出して「わざと赤字にしている」というわけではありません。事業として大損を出すことを目指す企業など存在せず、赤字の主因はあくまで市場環境に伴う保有資産価値の変動にあります。
では、なぜ「節税のための意図的な赤字」という噂が根強く囁かれるのでしょうか。その背景には、過去に同社が「巨額の利益を上げながら法人税をほとんど納めていなかった」と報じられた経緯があります。2018年前後、英国の半導体設計大手Arm(アーム)のグループ内再編や、買収した米通信大手スプリントの損失処理などを通じ、税務上の欠損金を計上したことで、数年にわたり法人税負担が大幅に圧縮された時期がありました。
これは税法上のルール(子会社株式の移動に伴う損益計上や受取配当等の益金不算入など)を厳格に適用した結果であり、違法な脱税ではありません。しかし、一般消費者の感覚からすると「数兆円を動かす大企業が税金を払っていない」という事実だけが切り取られ、そこから「赤字をわざと作って税金を逃れている」というイメージが定着してしまったのが実情です。