55年体制を壊した男・山岸章の正体!細川連立政権と政界再編の真実
55年体制を壊した男・山岸章の正体!細川連立政権と政界再編の真実にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
細川連立政権の誕生劇において、山岸氏と車の両輪となったのが、自民党を離党して新生党を結成した小沢一郎氏です。イデオロギー的には水と油に見えた「剛腕の保守政治家」と「労組のドン」は、政権交代という共通の目的のために強固な密約を結びました。
山岸氏は連合の集票力を小沢氏の選挙戦略に惜しみなく提供し、小沢氏は政権構想の現実的な骨組みをまとめ上げました。二人の会談は深夜の密室で行われ、閣僚人事や政権の基本政策に至るまで二人の合意が優先される異例の事態が続きます。
しかし、この蜜月は長くは続きませんでした。小沢氏が主導した「国民福祉税構想」の唐突な発表や、社会党を排除しようとする動きに対して山岸氏が猛反発。やがて細川政権の退陣、続く羽田内閣の短命劇を経て、社会党が自民党・新党さきがけと組んだ「自社さ連立政権(村山富市総理)」が誕生したことで、山岸・小沢ラインの政治工作は劇的な幕引きを迎えることになりました。