武藤敬司が車椅子を使う決定的な理由|両膝人工関節と現在のリアル
武藤敬司が車椅子を使う決定的な理由|両膝人工関節と現在のリアルの概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
武藤敬司さんの膝の故障は、代名詞としていた大技「ムーンサルトプレス(月面水爆)」の代償でもあります。コーナーポスト最上段から後方宙返りして自らの体重と重力を相手に叩きつけるこの技は、着地のたびに両膝へ体重の数倍から十数倍もの凄まじい衝撃を与え続けました。
長年の酷使により膝関節の軟骨は完全にすり減り、骨と骨が直接ぶつかり合う「変形性膝関節症」が悪化。激痛に耐えながらリングに立ち続けた結果、関節の変形はプロレスラーという過酷な職業病の極致に達していました。
限界を迎えた武藤さんは2018年4月、両膝に関節鏡視下手術および人工関節を埋め込む「両膝人工関節置換術」という大規模な手術を決断します。この手術により、骨同士の衝突による激しい激痛からは解放されたものの、関節の可動域には不可逆的な制限が残ることとなりました。