日航機墜落事故の陰謀論はなぜ消えないのか?自衛隊説と真相の全貌

日航機墜落事故の陰謀論はなぜ消えないのか?自衛隊説と真相の全貌について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

ネット上を中心に根強く主張されているのが、自衛隊の無人標的機(チャカIIや改修型ドローン)が123便に衝突した、あるいは訓練用ミサイルが誤射されたとする説です。いわゆる日航123便自衛隊標的機説やミサイル誤射説は、相模湾上空での異常発生時に撮影された民間写真に写り込んだ不鮮明な黒い影や、オレンジ色の物体を目撃したとする証言を論拠として展開されてきました。

しかし、これらの疑惑には物理的・軍事的な観点から決定的な矛盾が存在します。

標的機やミサイルが機体に直撃した場合、機体外板には明確な外部衝撃による破孔や塗料の付着、爆薬の残留成分が残るはずです。回収された垂直尾翼の残骸や機体破片から、火薬成分や自衛隊装備に由来する塗料・金属片は一切検出されていません。また、相模湾に落下した垂直尾翼の破壊断面は、内側から外側へ向けて押し広げられた「内圧による破断」の形状を明確に示しています。

さらに、一部で「オレンジ色の飛行体=自衛隊の標的機」として語られるオレンジエアの噂についても、垂直尾翼や機体外部に直接の衝突痕跡がないこと、当時のレーダー航跡記録に該当する未確認機が存在しないことから、航空工学的な根拠を欠いた憶測であると専門家から厳しく退けられています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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