代官山の線路跡地が魅せる「10年目の熟成」——高層化に抗うログ ロード 代官山の都市空間論
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2013年の東急東横線地下化に伴い発生した敷地。その活用のあり方を巡っては、当時から多様な議論が存在した。効率性を最優先した高層ビル建設も選べたはずの場所に現れたのは、わずか5棟の低層木造店舗と、施設全体を覆う豊かな散策路だった。
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設計を手掛けた建築家やランドスケープデザイナーたちの意図は、10年余りの歳月を経てより鮮明になっている。敷地内に植えられた数多くの植物は成長を重ね、かつては直線的だった「道」が、いまでは奥ゆきのある立体的な「緑のトンネル」へと姿を変えた。木材の質感も、竣工当時の新しさから経年変化による深い味わいへと昇華し、都市空間における経年美化の好例を示している。