ためしてガッテンで話題の膿栓大量排出!原因の真相と安全な撃退法
ためしてガッテンで話題の膿栓大量排出!原因の真相と安全な撃退法の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
喉の奥、左右の口蓋扁桃(こうがいへんとう)の表面には、「陰窩(いんか)」と呼ばれる無数の小さなくぼみやトンネル状の溝が存在します。この陰窩は、呼吸を通じて侵入してくる無数のウイルスや細菌を捕捉し、体内への侵入をブロックする免疫最前線の防衛基地です。
扁桃組織の中では、白血球などの免疫細胞が病原体と日夜戦いを繰り広げています。その戦闘によって生じた白血球の死骸、剥がれ落ちた粘膜上皮細胞、口腔内の細菌、食事の微小なカスが陰窩の中に蓄積し、唾液中のミネラル成分などと混ざり合って白〜黄白色のチーズ状・米粒状の塊へと凝縮されたものが膿栓です。
膿栓自体は健康な人の喉でも日常的に作られており、通常は飲食物を飲み込む際や無意識の嚥下運動によって、ごく微小なうちに胃へと自然に流し込まれ、胃酸で処理されています。しかし、陰窩の奥深くに長期間溜まっていたものが、咳やくしゃみによる気道圧の上昇、あるいは大きく喉を動かした瞬間などに、数個から十数個まとまって一気に押し出されることがあります。これが「急に膿栓が大量に出てきた」と感じるメカニズムです。