故宮博物院の至宝は今どこ?2026年最新展示と見どころ攻略法

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故宮博物院を象徴する二大人気至宝といえば、翡翠の天然のグラデーションを活かして彫られた「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」と、まるで煮込まれた豚の角煮そのものに見える瑪瑙(アゲート)の彫刻「肉形石(にくがたせき)」です。台湾旅行のハイライトとしてこの2点を挙げる方は多いですが、実は「常に2つ揃って台北の第1展示エリアにあるわけではない」という点に注意しなければなりません。

故宮博物院では、台北市士林区にある「北部院区(北院)」と、台湾南部の嘉義県にある「南部院区(南院)」の間で、定期的に至宝の特別展示や貸出を行っています。過去の展示傾向を見ても、翠玉白菜が台北にある時期は肉形石が嘉義南院へ出張展示されていたり、逆に肉形石が台北に戻ると翠玉白菜が南院へ巡回したりと、両者が異なる拠点で公開されるローテーションが組まれるケースが多々あります。

特に2026年の特別企画や国際交流展の兼ね合いで、一時的に展示室から下げられるメンテナンス期間や海外美術館への特別貸出が発生することもあります。「現地に行ってから展示ケースが空だった」という事態を防ぐためにも、出発前には必ず国立故宮博物院の公式ウェブサイト内にある「現在の展示(Current Exhibitions)」ページで、目当ての至宝の所在室番号(通常は北院3階302展示室など)を確認しておくのが鉄則です。

なお、翠玉白菜の見どころは、白と緑の境目を見事に白菜の葉に見立てた職人技だけでなく、葉の先端に彫り込まれた「キリギリス」と「イナゴ」の精巧さにあります。清朝の瑾妃(きんぴ)の嫁入り道具と伝えられ、純潔と子孫繁栄の象徴とされた背景を知って鑑賞すると、その美しさは何倍にも際立ちます。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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