夢遊病はなぜ起きる?原因と危険性・無理に起こしてはいけない真相
夢遊病はなぜ起きる?原因と危険性・無理に起こしてはいけない真相についての最新情報をご紹介します。
Q1:夢遊病と「レム睡眠行動障害」は何が違うのですか?
A1:発生する睡眠の深さと記憶の有無が根本的に異なります。夢遊病は「深いノンレム睡眠中」に起き、本人は夢を見ておらず記憶もありません。一方、レム睡眠行動障害は「浅いレム睡眠中」に起き、悪夢の内容に合わせて叫んだり暴れたりします。目覚めさせた際に夢の内容を鮮明に覚えているのがレム睡眠行動障害の特徴で、こちらは高齢者に多くパーキンソン病などの前駆症状として知られます。
Q2:夢遊病は遺伝しますか?
A2:遺伝的要因が関与していることが近年の研究で明らかになっています。両親のどちらかに夢遊病の既往歴がある場合、子どもが発症する確率は約45%、両親ともに経験者の場合は約60%に跳ね上がるとされています。家族に経験者がいる場合は、幼少期の睡眠環境により一層の配慮が必要です。
Q3:初診時に医師へ伝えておくべき情報はありますか?
A3:発作が起きた「時間帯」「頻度」「行動の詳細(具体的に何をしていたか)」「発作中の呼びかけに対する反応」をメモしておくと診察がスムーズです。また、可能であれば家族がスマートフォンで発作時の様子を数秒〜十数秒動画撮影しておくと、てんかん発作等との正確な鑑別において非常に強力な診断材料になります。