『ウエディング・ベル』シュガーの現在|メンバーの悲劇と今を追跡
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解散後、個々の道を歩み始めたメンバーを突如として襲ったのが、ベースと低音コーラスを担当し、明るいキャラクターでバラエティ番組などでも愛された毛利公子さんの悲報でした。
毛利さんは1988年に結婚し、新たな命を授かって私生活での幸せを掴んでいました。しかし、出産予定日を間近に控えた1990年4月7日、体調が急変。救急搬送されたものの、29歳というあまりに早すぎる若さで息を引き取りました。お腹の赤ちゃんも助かりませんでした。
死因の真相は、妊娠後期に発症した重度の妊娠中毒症(現在の妊娠高血圧症候群)に伴う「羊水塞栓症(ようすいそくせんしょう)」による心肺停止および多臓器不全とされています。羊水が母体の血流に流れ込むことで急激なアレルギー様反応やショックを引き起こす、極めて発症予測が困難な周産期合併症でした。将来を嘱望された若き才能の喪失は、音楽界のみならず全国のファンに大きな悲しみと衝撃を与えました。