賞味期限切れの卵はいつまで食べられる?加熱なら1ヶ月後も平気な理由
賞味期限切れの卵はいつまで食べられる?加熱なら1ヶ月後も平気な理由に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
古い卵を扱う上で最も警戒すべき病原体は「サルモネラ・エンテリティディス(SE菌)」です。健康な鶏であってもごく稀に卵の内部へ菌が移行することがあり、常温放置や長期保管によって菌が増殖すると食中毒を引き起こします。
サルモネラ菌は熱に弱い特性を持っているため、正しい熱処理を行えば無害化できます。確実なサルモネラ菌の加熱温度の目安は、「卵の中心温度を70℃以上で1分間以上、または75℃以上で1分間以上」保つことです。賞味期限切れの卵を調理する際は、半熟や温泉卵のようなレア状態を避け、固ゆで卵やしっかり火を通した炒め物、煮込み料理を選択するのが鉄則です。
万が一、菌が増殖した卵を口にしてしまった場合、卵による食中毒の潜伏期間はおよそ6時間〜72時間(一般的には12時間〜36時間前後)で症状が現れます。主な症状は以下の通りです。
- 激しい腹痛および差し込むような胃痛
- 水様性の下痢
- 38℃前後の急な発熱
- 吐き気や嘔吐、全身の倦怠感
特に乳幼児や高齢者、免疫力が低下している人は重症化しやすいため、期限切れの卵を食べる際は徹底した加熱を施すか、無理をせず破棄する判断が求められます。