なぜ「ムカつくCm」にイライラする?不快感の正体と打ち切りの真相
なぜ「ムカつくCm」にイライラする?不快感の正体と打ち切りの真相に関する疑問を丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。
視聴者がテレビ表現の行き過ぎに対して異議を申し立てる公的な窓口が、BPO(放送倫理・番組向上機構)の「放送と人権等委員会」や「放送と青少年に関する委員会」です。
BPOに寄せられる意見の月次報告を見ると、BPO苦情・審議の対象としてCM表現に関するものが毎月相当数含まれています。具体的には、「子どもが真似をして危険な行為に及ぶ恐れがある演出」「性的・暴力的な暗示を含む深夜枠以外での放映」「過度な恐怖心や不安を煽る演出」などが厳格にチェックされます。
従来であれば、視聴者が電話や手紙で個別に伝えていた不満が、現在ではネットの反応・批判として瞬時に可視化されます。ひとたび「このCM、不快じゃない?」という投稿が共感を呼ぶと、数万件のリポストとともに拡散され、まとめサイトや動画プラットフォームに転載されて拡散スピードは何倍にも跳ね上がります。
この強烈な監視の目があるからこそ、テレビ局の考査部門(広告内容を審査する部署)も年々チェック体制を厳格化させていますが、それでも表現の攻防戦の中で物議を醸すCMがすり抜けてしまうのが現状です。