なぜ日本は揺れるのか?4つのプレート構造と巨大地震の最新真相
なぜ日本は揺れるのか?4つのプレート構造と巨大地震の最新真相とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
現在、日本国内で最も警戒されているのが南海トラフ プレート境界における超巨大地震です。駿河湾から日向灘沖にかけて伸びる海底の溝(トラフ)では、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下へ着実に潜り込んでいます。
過去1,000年以上の歴史記録を紐解くと、この領域では100〜150年周期でM8クラスの大地震が繰り返し発生してきました。懸念されるのは、東海・東南海・南海の各震源域が時間差なく同時に破壊される連動型巨大地震 プレート 歪みの解放です。プレート境界の固着域が広範囲にわたって連動した場合、マグニチュード9クラスに達し、強烈な揺れと大津波が西日本太平洋沿岸を襲う構造が浮き彫りになっています。
一方、世界で最も複雑な地下構造を持つのが東京を含む首都圏です。首都直下地震 プレート構造は、陸側の北米プレートの下に南からフィリピン海プレートが潜り込み、さらにその下へ東から太平洋プレートが沈み込むという「地下3層の重層サンドイッチ構造」を形成しています。
そのため首都圏では、①北米プレート内部の浅い活断層地震、②北米プレートとフィリピン海プレートの境界面地震、③フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界面地震、④沈み込んだスラブ内部の破壊など、深さや性質が異なる震源が網の目のように重複しています。これが首都直下地震の全容把握を難しくし、被害予測を複雑化させている最大の要因です。