炭水化物を取らないとどうなる?体に起きる異変と失敗しない糖質制限

炭水化物を取らないとどうなる?体に起きる異変と失敗しない糖質制限の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

体重を減らしたい一心で主食を完全に排除する生活を続けると、単なる体調不良にとどまらない炭水化物完全カットの危険性と健康リスクが表面化します。これは医学的にも多くの警鐘が鳴らされている糖質制限のデメリットの代表例です。

ブドウ糖が極端に不足すると、肝臓は脂肪酸を分解して「ケトン体」と呼ばれる代替エネルギーを作り出します。この状態をケトーシスと呼びますが、血中ケトン体濃度が急上昇すると、アセトンという揮発性物質が増加し、ケトーシスと体臭・口臭の悪化(いわゆるケトン臭、甘酸っぱい腐敗臭のような独特の匂い)を招きます。本人は気づきにくく、周囲に不快感を与えてしまうケースも少なくありません。

また、炭水化物を抜くことで主食に含まれていた食物繊維の摂取量が激減し、頑固な便秘や腸内フローラの乱れが発生します。さらに、炭水化物をカットした穴埋めとして肉類や加工食品の脂質を過剰に摂りすぎると、悪玉コレステロール(LDL)が急増し、血管系への負担や心血管疾患リスクを高める危険性も指摘されています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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