逆さバイバイとは?自閉症の兆候や見分け方・発達の理由を徹底解説
逆さバイバイとは?自閉症の兆候や見分け方・発達の理由を徹底解説の背景について、最新情報を基に徹底解説します。
「逆さバイバイ」とは、通常のバイバイとは反対に、手のひらを自分の顔のほうに向け、手の甲を相手に向けた状態で手を振る仕草を指します。1歳前後から2歳頃の乳幼児期によく見られる動作の一つです。
この現象が起きる最大の理由は、乳幼児期特有の認知発達プロセスにあります。大人が子どもに向かってバイバイをするとき、子どもから見えているのは「大人側の手のひら」です。1歳前後の子どもは、相手が見せている視覚情報をそのまま忠実に再現しようとする(模倣行動)ため、自分の視界にも「自分の手のひら」が見えるように手を振ってしまいます。
自分以外の他者の立場や角度から物事を捉える能力を、発達心理学では「視点取得」と呼びます。この視点取得は2歳から3歳以降にかけて徐々に育つ高度な脳機能であるため、発達の途上にある乳幼児が逆さバイバイをするのは、認知発達における自然な通過点といえます。